- 障害学生支援室
- 障害学生支援室について
室長あいさつ
令和4年8月25日
障害学生支援室長
山口 浩一
当室は平成27年に開設され、平成28年度からは学内規程の整備なども踏まえて現在の形で業務を開始しました。在学生のための障害に関する相談窓口として、日々試行錯誤をしながら支援の学内調整を行っています。
大学生が抱える課題は障害の有無によらずさまざまですが、学ぶ意志のある学生が何らかの障害のために修学の機会を制限されることは、あってはならないことと考えます。一方でたとえ同じ障害であったとしても、大学生活へ及ぼす影響や必要となる支援は一人ひとりが異なり、またそれを人にうまく伝えること自体が難しいと感じることもあるかもしれません。
当室は、本学の学生が障害を含めた自分自身のありようについて理解を深め、それぞれにとって適切な支援を得るための方略をたてられるよう、学生生活における伴走者となることを目的の一つにしています。またそのような取組みを学生や教職員が皆で共有し、本学が真に社会に開かれた大学となるよう、積極的に活動を進めて参りたいと思います。
障害学生支援室の役割
障害学生支援室の役割
電気通信大学は、すべての学生に平等な修学の機会を保障します。何らかの障害のためその権利が損なわれる学生に対しては、特に「障害のある学生への修学支援」として組織的に対応策を講じます。
障害学生支援室は、学内においてその調整を担う部署であり、学生にとっては支援に関する総合窓口です。
具体的には、学生本人が大学への支援申請を行う際、その手続きを援助します。支援内容が決定した後は学生と関連部署や教職員を繋ぎ、修学支援が適切かつ円滑に行われるように「支援の支援」を行います。
「どのような支援が必要なのか」の相談や、「自分ではどんな工夫ができるか」などの相談にも応じます。「自分は何か支援が受けられるのか」「支援者として活動するにはどうしたらいいのか」などの質問も随時受け付けます。
気になることがあればぜひ気軽に声をかけてください。
修学支援は平等な参加機会の保障が目的のため、その申請は事前になされるものとしています。また事前の申請であっても、成績評価の基準など結果に関わる変更は支援に該当しません。
医療機関ではないため、障害の治療やそれに準ずる行為は行わないことについても、予めご理解をお願いします。
スタッフ
室長(兼学生支援センター長、副学長)
チーフコーディネーター1名(特任准教授)
コーディネーター1名
事務職員2名
支援に関する基本方針障害のある学生への基本方針(平成23年3月23日)
・障害のある学生が障害を理由に修学を断念することがないよう、修学機会を確保する。
・障害のある学生が修学、学生生活、大学行事において、障害のない学生と等しく参加の機会を得られるよう、合理的配慮を行う。
・障害のある学生が必要とする支援を的確に把握するとともに、当該学生と協議し、意向を尊重して支援の内容と方法を決定する。
・障害のある学生が安全かつ円滑に学生生活を送れるよう、施設・設備の整備に努める。
・障害のある学生に対する本学の受入れ姿勢・方針を明確にするとともに、その情報の公開に努める。
支援体制
個別支援チーム
専門部会で承認された支援について、主として学生ごとに設置された個別支援チームを中心に、関連部署が連携し大学として支援を提供します。

